4日、ベネズエラ首都カラカス近郊で、米国の攻撃で損壊したアパートを片付ける住民(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日、マドゥロ大統領を拘束したベネズエラへの対応について、選挙実施による民主化よりも国家再建と石油インフラの立て直しを優先させる考えを表明した。同国の石油資源などに対する米国の「全面的アクセス」が必要だと要求。ベネズエラ政府が協力しない場合は再攻撃すると改めて警告した。大統領専用機内で記者団に述べた。

 ルビオ米国務長官はABCテレビのインタビューで、米国がベネズエラを「運営」するとの3日のトランプ氏の発言について「今後どう進むか方向性を管理することだ」と説明。米国による直接統治を否定し、軌道修正を図った。ベネズエラ経済の生命線である原油輸出の「封鎖」継続で影響力を行使していく考えを示した。

 トランプ氏は4日のアトランティック誌の電話インタビューで、マドゥロ氏拘束後のベネズエラ政府トップ、ロドリゲス副大統領に対し「正しいことをしなければ非常に大きな代償を払うことになる」と警告した。