プロ野球西武からポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた、鹿沼市出身の今井達也(いまい・たつや)投手(27)=作新学院高出=がアストロズと3年総額5400万ドル(約84億7800万円)で契約合意したと1日、スポーツ専門局ESPNが報じた。契約は最大6300万ドルになるという。交渉期限は1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)までだった。

 今井は地元の北光スポーツ少年団で野球を始め、鹿沼西中時代はポニーリーグの鹿沼レッドソックスに所属した。作新学院高3年の2016年夏の甲子園で全5試合に先発し、4完投、防御率1・10で優勝投手になった。秋のドラフト会議で西武から単独1位指名を受け、プロ入りした。

 18年6月13日のヤクルト戦に先発しデビュー、6回1失点でプロ初勝利を挙げた。19年5月5日の楽天戦でプロ初完封。21年には監督推薦でオールスター初出場を果たした。

 23年には10勝5敗で自身初の2桁勝利。24年は初の開幕投手を任され、オールスターにも選出、187奪三振で初のタイトルとなる最多奪三振を獲得した。

 今季は2試合連続完封など好調を維持して10勝5敗、防御率1・92とエースの役割を果たした。オフに米大リーグ移籍に向けたポスティングシステムを申請した。

 最速160キロの直球と切れ味鋭いスライダーが武器。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。