高市早苗首相は30日、東京・日本橋兜町の東京証券取引所で今年最後となる取引終了後に開かれた「大納会」の式典に出席し、経済成長を重視する姿勢をアピールした。「来年の夏までに日本経済と地方経済の潜在力を解き放つための新しい(成長)戦略を策定し、官民連携で取り組む」と強調した。
同時に「成長戦略を加速させるには金融の力が必要だ。資産運用立国に向けた貯蓄から投資への取り組みをさらに推進、発展させる」と話した。
今年の株式市場に関し、「後半は日本企業の底力や政策支援で日経平均株価は史上初めて5万円の大台を突破し、見事な逆転劇を見せてくれた」と振り返った。
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