青森県八戸市の八戸駅と岩手県久慈市の久慈駅を結ぶJR八戸線は30日、震度6強を観測した8日の地震の影響で運休が続いていた八戸―鮫間を含め、全線で運転を再開した。損傷した高架橋の修復工事が進んだ。JR東日本盛岡支社八戸統括センターの吉田正樹所長は「八戸はもう元気だというのを知っていただき、どんどん来て楽しんでほしい」と話した。
八戸市の本八戸駅では午前9時台に下りと上りの列車が到着し、約3週間ぶりの乗客を社員らが出迎えた。東京都から夫婦で観光に訪れた小坂陽一郎さん(50)は何度か路線を利用したといい「代行バスは時間がかかったので、鉄道の大切さを再認識した」と話した。
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