埼玉県は30日、同県嵐山町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査の結果、陽性だったと発表した。今季全国12例目で、飼育する採卵鶏約24万羽の殺処分を始めた。来年1月7日に処分を終える見通し。 県は、この養鶏場から半径10キロ以内にある農場で飼育中の計約50万8千羽の移動や搬出を制限した。 今月29日、養鶏場から死ぬ鶏が増えていると川越家畜保健衛生所に通報があった。