12月8日開票のれいわ新選組代表選に出馬した宇都宮市在住、高校3年篠原一騎(しのはらいっき)さん(18)が28日までに下野新聞デジタルの取材に応じた。被選挙権を持たない高校生が国政政党の代表選に出るのは異例。約2時間にわたるインタビューでは、交流サイト(SNS)で賛否両論が渦巻いた挑戦を振り返り、政治家を目指す原点となった生活困窮や不登校経験などを赤裸々に語った。若者の視点から政治のあり方を問う篠原さんの思いにも迫った。
(篠原さんとの一問一答は前編、後編に分けて報じます)
記者 れいわ新選組の代表選では出馬した5人の中で4位となりました。現役高校生の出馬とあって注目されましたが、どのような反響がありましたか。
篠原さん YouTubeの登録者は代表選前は約100人でしたが、今は3千人ほどに増えました。約30倍です。
記者 あらためて、代表選に出馬したのはなぜですか。
篠原さん 外側から各党を見てきた中で、国民に最も開かれている政党がれいわだと思いました。私が代表選に出られたのもその表れです。その上で政界における自分の強みは「当事者性」だと思っていまして、そこが一番強く出ている党はれいわだとも思いました。政策面でも基本的に賛同するところが多かったので、立候補に問題はないと思いました。
記者 れいわとはどのような経緯で関わりを持ったのでしょうか。
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