前橋市長だった小川晶氏(43)の辞職に伴う市長選が2026年1月5日告示、12日投開票の日程で実施される。新年早々の時期に加え、通常は日曜となる投開票日が月曜(祝日)にずれるため、異例ずくめだ。年末年始休みもあり、市選挙管理委員会は24年2月の前回選より前倒しで準備に追われている。
「突貫作業だ。目が回るほど忙しい」。26日の仕事納め。市選管事務局の職員は部屋で焦燥感を募らせた。投票所の確保をはじめ、この日までに市役所内外の関係先と調整すべき事項が山積しているためだ。
全国市長会によると、市長選の告示日と投開票日が月曜となるのは全国的に珍しい。26年1月中に投開票される全国28市長選で、前橋市の12日投開票が最も早い。
背景にあるのは小川氏の辞職時期だ。市職員とのラブホテル面会問題で引責辞職したのが25年11月27日。議長が選管へ通知した翌日から50日以内に首長選が行われるとの公選法の規定に基づき、市長選日程が決まる。
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