政府は26日、大学生の就職活動のルールについて、2029年春に卒業、就職する現在の大学1年生から選考日程を早める検討の開始を決めた。4年生の6月以降としている採用活動の解禁を前倒しする。説明会や選考などに参加するのは、春休み以降の長期休業期間を活用してもらい、学業に専念できるようにするのが狙い。28年春卒業予定の学生は従来通りの日程で進める。
経済団体や大学と協議を開始しており、関係省庁連絡会議は「十分に議論を行い、実効性のある合意点を丁寧に探る」との文書を取りまとめた。
現在のルールは実態との乖離が指摘される。採用予定数を充足できた企業は直近の25年卒では3割台だった。
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