「ニフレル」の外観=大阪府吹田市

 「ニフレル」開業時から運営を任されている小畑洋さん=大阪府吹田市

 「ニフレル」の外観=大阪府吹田市  「ニフレル」開業時から運営を任されている小畑洋さん=大阪府吹田市

 小動物や魚などを中心に展示する施設「ニフレル」(大阪府吹田市)が開館10年を迎えた。来館者がそれぞれの生き物の“個性”を感じられるよう工夫しており、幅広い世代に人気だ。ニフレル開業時から運営を任されている小畑洋さん(58)は「これからも多様な個性を持つ生き物たちの魅力を伝え続けたい」と意気込む。

 ニフレルは、ジンベエザメの飼育で知られる水族館「海遊館」(大阪市)が手がけた。カクレクマノミやフグといった魚や、ミニカバなど約120種の生き物がいる。

 「いろにふれる」エリアでは円柱状の水槽に赤や黄色など、鮮やかな魚たちが泳ぐ。「およぎにふれる」エリアでは、水槽に照明を当てて壁や天井に映し出された魚の影を楽しめる。