学校基本調査の大学進学率算出に特別支援学校が除外されていた問題で、文部科学省は26日、修正した大学進学率を含む2025年度調査の確定値を公表した。経緯を調べた結果、他に高校進学率など11項目で特別支援学校に関する数値が含まれず、除外は遅くとも1971年度から始まっていたことが分かった。
学校基本調査は国が重要とする「基幹統計」の一つ。大学進学率は99年度に公表を始め、その際に54年度分までさかのぼって算出し、「年次統計」として公表している。大学入学者数を「18歳人口」で割って算出するが、義務教育終了段階の「3年前の中学校卒業者数」を18歳人口とし、特別支援学校中学部の生徒を含めていなかった。
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