大分市佐賀関の大規模火災で、市は25日、火元の住宅跡を報道陣に公開した。周辺は狭い路地が多く、消防車両が入れず消火活動が難航した一因とみられる。市は来年1月中旬に公費で始めるがれきの撤去に向け、重機が往来できるよう市道の拡幅などを検討する。
公開したのは、今も立ち入りが規制されている焼損地域。小雨が降り、風で灰が舞う中、市職員が案内した。火元となった死亡男性(76)方は、壁や土台の一部、浴槽などが残るのみで、地面はすすで覆われていた。出火原因は分かっていない。
火災は11月18日午後5時45分ごろ発生、2人が死傷した。187棟が焼損し、約130世帯が被災した。
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