日本国際博覧会協会(万博協会)は24日、東京都内で理事会を開き、10月に閉幕した大阪・関西万博の運営費収支が320億~370億円の黒字になる見込みだと報告した。公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズ販売が好調だったことなどが要因。入場券の販売枚数は2225万1054枚で、当初目標の2300万枚には届かなかった。
開幕前は、運営に必要な人件費や広報宣伝費に計1160億円かかると想定。財源の約8割を入場券収入で、残る約2割をグッズ収入で賄う計画だった。
政府や大阪府・大阪市の関係者は25日、都内で「成果検証委員会」を開き、黒字分の活用策を協議する。
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