【モスクワ共同】モスクワ南部で23日夜から24日未明にかけて警察車両の近くで爆発が起き、警察官ら3人が死亡したとロシア連邦捜査委員会が発表した。付近では22日にも、ロシア軍中将が殺害される爆発事件があった。

 連邦捜査委によると、2人の交通警察官が車両の付近にいた人物に近づいた際、爆発が起きた。警察官とこの人物の計3人が死亡した。ロシアのインターネットメディア「バザ」は、爆発が起きたのは24日未明で、爆発物が警察車両の底部に設置されており、現場付近の警察署周辺でも爆発物が発見されたと伝えた。

 22日の事件では、駐車場で車の底部に設置された爆発物が爆発し、ロシア軍のサルワロフ中将が死亡した。