大学コンソーシアムとちぎ(理事長・池田宰(いけだつかさ)宇都宮大学長)が主催する「とちぎ学生アイデアピッチバトル」が20日、宇都宮市内で初めて開かれ、関東職業能力開発大学校のチーム「思い出保存ラボ」が1位に輝いた。
同コンソーシアムはこれまで、研究成果に重点を置き、「学生&企業研究発表会」を開催してきた。今回は学生のアイデアや発想を重視し、発信と社会実装に挑戦してもらう場へと衣替えした。
ピッチには予選を勝ち上がった9チームが出場。第1ラウンドは3グループに分かれて競い、各チームが持ち時間100秒の中でアイデアを披露した。決勝戦は、第1ラウンドを勝ち上がった3チームが競った。
1位の関東職業能力開発大学校チームは、三つの測定データによる「3D点群データ」を活用し、思い出の品や空間を保存・再現する「make memory」を提案した。
2位は帝京大理工学部「カピバラさん」の「AIで栃木のコメを守る-斑点カメムシの早期発見システム-」、3位は白鴎大経営学部「アユーズ」の「ボードゲームからリアル釣り体験へ」だった。
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