対談するサッカー日本代表の森保一監督(左)とWEリーグ、ノジマ相模原の笹井一愛選手=23日、相模原市

 サッカー日本代表の森保一監督と、先天性難聴がありながら女子代表「なでしこジャパン」を目指すWEリーグ、ノジマ相模原のFW笹井一愛選手が23日、夢を持って挑戦する大切さについて相模原市で対談した。

 森保監督は、来年のW杯北中米3カ国大会へ「2026年のW杯で優勝して、日本がさらに世界のトップの国になれるように夢を持っていたい。優勝できると思って挑む」と意気込んだ。

 笹井選手は昨年のU―20女子W杯の準優勝メンバー。右耳が全く聞こえず、わずかに聞こえる左耳に補聴器をつけてプレーしている。「なでしこに入って、世界一を経験したい。同じ境遇の方に自分が頑張っている姿を見せて、元気や勇気を与える存在になりたい」と話した。