【上海共同】中国江蘇省南京にある博物館「南京博物院」の元館員を名乗る男性が、前博物院長が大量の文化財を地元政府高官に提供し流出させたなどと告発し、中国当局は23日、実態調査に乗り出すと発表した。同博物院に寄贈された絵巻が今年、国内のオークションに8800万元(約20億円)で出品されたことも発覚し、波紋を呼んでいる。
絵巻は明時代の著名画家による「江南春」とされる作品。1950年代に所有者の遺族が博物院に寄贈したが、偽物と鑑定され、博物院が90年代に地元の美術品専門店へ売却していた。
今月21日、元館員を名乗る男性が前院長を告発する動画をインターネットで公開した。
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