文部科学省は22日、次期学習指導要領で高校数学の必修科目「数学1」の内容を見直し、数列やベクトル、確率といった人工知能(AI)やデータサイエンスにつながる学習内容を盛り込む方針を中教審の作業部会に示した。現在は選択科目に入っているこれらの基礎的な部分を必修科目に取り入れることで、高校生全員が現代社会で必要になる内容を学ぶようにする狙いだ。
文科省によると、数列やベクトル、確率は数学A、数学B、数学Cに分散している。高校生の履修率は推計で、数学Aが87%、数学Bが45%、数学Cは34%となっている。次期指導要領では数学1に「社会を読み解く数学(仮)」との学習分野を新たにつくる。
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