兵庫県警は22日、警察官9人がオンラインカジノで金を賭けた問題で、3180回の賭博を重ねた警察署勤務の巡査長(27)を停職6カ月、8人を減給の懲戒処分とし、賭博容疑などで書類送検したと発表した。本部外事課の捜査員らが勤務中に飲酒やパチンコをしたことも判明し、監督責任を含め7人を停職や戒告の懲戒処分とした。
県警は16人の詳細な所属先を明かしていないが、関係者によると賭博の9人は巡査部長以下の若手で6人は生田署、3人は機動捜査隊で勤務。職場の同僚つながりで広まり、スマートフォンでアクセスしスポーツの勝敗予想などに賭けていた。
外事課では9人が捜査対象者の行動確認中などに居酒屋で飲んだり、パチンコで遊んだりして職務を怠ったと認定。うち警部補ら4人が停職などの懲戒対象となった。他5人はそれに満たない本部長訓戒などで、他に監督する立場の警部ら3人を戒告の懲戒とした。
スロットに興じていた1人を他部署の職員が見かけ通報。9人は「暑い時に仕事して冷たい酒を飲みたくなった」などと説明したという。
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