住宅の門扉に小石を置き、落下の有無で留守宅を見定める「置き石マーキング」などの手口で空き巣を繰り返したとして、兵庫県警が窃盗や邸宅侵入の疑いで住所不定、無職嶋谷直人容疑者(29)を逮捕、追送検したことが22日、捜査関係者への取材で分かった。近畿、中国、九州の5県であった被害70件に関与したとみている。
被害総額は1350万円相当で、内訳は兵庫50件、福岡10件、山口6件、佐賀3件、広島1件。容疑者は逮捕された別の男(28)と共謀し、置き石のほか、庭の手入れの状況、郵便受けのたまり具合で不在かどうか判断していた疑いがある。
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