調査会社インテージが22日発表した2026年のお年玉に関する調査によると、スマートフォンのキャッシュレス決済でもらいたい人が38・5%で、25年分と比べて8・0ポイント上昇した。一方、お年玉をあげる側は9割以上が現金を手渡しと回答し、受け取る側との温度差が目立った。
11月19~25日に全国の15~79歳のモニター5千人に聞いた。インテージは23年分からお年玉の調査を始め、キャッシュレスでもらいたい人の割合は上昇傾向だ。
あげる人は「現金はありがたみが伝わる」「対面の方が感動が大きい」と考えているものの、もらう側の若者は利便性を重視してキャッシュレスでの受け取りを希望する人が増えているようだ。
あげる予定があると答えた人の平均予算は25年分より736円少ない2万4039円。予算は2年連続の減少で、物価高による生活の圧迫が要因とみられる。
1人当たりの予算は、小学生未満が「千円以下」(43・7%)、小学校低学年は「2001~3千円」(31・6%)が最も多かった。中学生は51・6%が「4001~5千円」。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする




