日米で注目された村上の移籍先が決まった。22日(日本時間23日)の交渉期限を目前に控え、若手中心で再建期に入っているホワイトソックスと2年契約で合意。日本の三冠王が、海を渡り最高峰の戦いに挑む。
今季は上半身の負傷が重なってシーズンの半分以上を棒に振った。それでも、7月末に戦列に復帰すると、55試合で22本塁打と驚異的なペースで本塁打を量産。180キロを超える打球速度などでバックネット裏に陣取る大リーグ球団のスカウトにアピールした。
当初は日本からメジャー移籍した野手の最高額を塗り替える1億ドル超の長期契約を予想する声もあった。しかし、三振率の高さや守備面を不安視する見方が根強く、実績豊富な有力内野手の移籍交渉停滞もあって2年契約での決着となった。
2022年には王貞治(巨人)を上回るシーズン56本塁打。23年のWBCでは米国との決勝でアーチをかけ、パワーを実証した。来季開幕時は26歳。これから脂が乗る年齢で、まずは重圧の少ない環境でメジャーへの適応を図り、さらなる飛躍を期す。
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