りそなB1第13節は10日、大阪市のおおきにアリーナ舞洲ほかで13試合が行われ、東地区首位の宇都宮ブレックスは西地区の大阪に86-76で快勝した。5連勝で通算17勝4敗とし、地区首位をキープした。
■内角を支配、安定感抜群のフォトゥ
数字以上にチームへ与えた安心感は大きかった。ブレックスのアイザック・フォトゥはいつも通り、安定感抜群の働きで17得点、10リバウンド。今季5度目の「ダブルダブル」でチームの5連勝に貢献した。
的確な判断で相手の悩みの種になり続けた。相手外国籍選手よりサイズで上回る利点を理解し「アグレッシブに攻め続けた」。得意のフックシュートに加え、ガード陣との2対2からも得点し、2点シュートの確率は85.7%。圧倒的な内容でゴール下を支配した。
守備ではこの日、両チーム最多10リバウンドを記録し、相手の2次攻撃からの得点を2点に封じ込めた。在籍5季目にして通算リバウンドは1500に到達。チームの文化とも言えるリバウンドでの成績に「誇りに思う」と白い歯が輝く。
この日は自らの活躍のほか、比江島慎(ひえじままこと)らシューターの見せ場をスクリーンで演出する場面も目立った。比江島は「アイザックが(スクリーンを)かけてくれれば必ず、ずれができる」と感謝し、信頼は厚い。今季チームで唯一、開幕から全試合で2桁得点を続ける背番号42は「自分たちには長い経験でつくり上げたシステムがある」とライバルたちの対策に負けない、強さの要因に胸を張った。
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