栃木県内で12月3日から9日までの7日間で4件4人の交通死亡事故が発生したことを受けて、栃木県交通安全対策協議会(会長・福田富一知事)は10日、県内に交通死亡事故多発警報を発令した。警報発令はことし5回目で、現在の発令基準になってから最多。

 県警は16日までの7日間、速度超過違反の交通指導取り締まりを強化する。夕暮れから夜間にかけて車と歩行者が衝突する事故が多く発生していることから、自治体や関係機関と連携して広報啓発活動も取り組む。

 3~9日に発生した交通死亡事故を報じた記事は次の通り。

宇都宮・いちょう通りの死亡事故  酒気帯び運転容疑などで男逮捕

日光足尾の国道で車同士が正面衝突 同乗者の10代男性が死亡

鹿沼 横断中の高齢女性が軽ワゴン車にはねられ死亡

日光 横断中の高齢男性、軽乗用車にはねられ死亡