日光東照宮境内を見学するモリーナ大司教(左から3人目)

 【日光】都内のローマ教皇庁(バチカン)大使館大使のフランシスコ・エスカランテ・モリーナ大司教ら大使館関係者6人が3日、山内の世界遺産・日光東照宮を表敬訪問した。一行は境内の国宝や重要文化財を巡りながら、祭られている徳川家康(とくがわいえやす)の理想郷を求める思想に触れた。

 地域の歴史的・精神的文化を発信する「日光文化プロジェクト」は今年、文化交流の一環として清酒蔵元「西堀酒造」(小山市粟宮)が手がけたジャパニーズウイスキーを教皇レオ14世に献上した。