山下元法相側、寄付を不記載

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　自民党の山下貴司氏＝５月

　自民党の平成研究会（旧茂木派）が２０２４年に所属議員らの政治団体に支出した寄付金のうち、山下貴司元法相の「自民党岡山県第２選挙区支部」（岡山市）が２００万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが１日分かった。野中厚元文部科学副大臣の選挙区支部（埼玉県加須市）は寄付の金額と日付を誤って記載していた。２氏の事務所はいずれも事実を認め、収支報告書を訂正するとした。

　派閥からの寄付を巡っては、志公会（麻生派）から各１００万円を受け取った長坂康正厚生労働副大臣ら３人の政治団体と、有隣会（旧谷垣グループ）から各２５万円超を受領した２人の団体でも不記載が判明している。