政府は1日、内閣官房参与に産業遺産情報センター長の加藤康子氏と、元総務相補佐官の太田直樹氏を同日付で起用したと発表した。加藤氏は通商政策、太田氏はデジタルトランスフォーメーション(DX)をそれぞれ担当する。
加藤氏は第2次安倍政権下で内閣官房参与を務めた経験がある。太田氏は高市早苗首相が総務相在任時に補佐官として支えた。
木原稔官房長官は記者会見で、加藤氏に関し「都市経済評論家として幅広い知識と経験を有し、通商政策に精通している」と説明。太田氏についてはDX分野に詳しいとした上で、両氏には「情報提供や助言をしていただきたい」と述べた。
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