河出書房新社は1日、ノンフィクション作家小林文乃さんの著書「カティンの森のヤニナ」が、ポーランド外務省主催の「外国語で書かれた最優秀歴史書コンテスト(2025)」の特別賞を受賞したと発表した。
受賞作は、第2次世界大戦中、旧ソ連がポーランド人将校ら2万人以上の捕虜を虐殺した「カティンの森」事件で犠牲となった女性パイロットの足跡を追ったノンフィクション。
河出書房新社によると、同コンテストは「外国語で書かれたポーランドの歴史に関する歴史書」を選考対象として2017年に創設され、日本人作家の特別賞受賞は初めてという。
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