栃木県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は28日の県議会代表質問で、県産農産物の目標輸出額を2030年度に15億円とする考えを明らかにした。現行の本年度の目標額は10億円としており、5年後に50%引き上げる。牛肉は台湾、イチゴは米国や欧州での販路拡大を目指す。新たに「輸出促進品目」を定めてプロモーションを強化する他、地域ごとに農家や事業者向けの相談窓口を設け、輸出促進を図る。12月に策定予定の県産農産物の新たな輸出方針に盛り込む。