小泉進次郎防衛相は28日の閣議後記者会見で、陸上自衛隊による秋田県でのクマ被害対策の支援活動に関し、当初の予定通り11月末で終了すると明らかにした。小泉氏は自衛隊の本来任務は国防だとした上で「自治体のニーズにお応えできた。漫然と期間を延長しない」と述べた。
防衛省によると、秋田駐屯地(秋田市)に拠点を置く陸自第21普通科連隊の隊員が、県内の計11市町村で活動した。5~27日に箱わなの輸送137件、駆除したクマの運搬9件、埋設用の穴の掘削1件を実施した。
秋田県以外への部隊派遣について、小泉氏は「現時点でさらなる派遣は考えていない」と説明した。
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