【北京共同】27日付の中国共産党機関紙、人民日報は米中首脳による電話会談に関する国際評論を掲載した。台湾有事が存立危機事態になり得るとした高市早苗首相の国会答弁を「戦後の国際秩序への挑戦」だと改めて批判し、米国に対し「軍国主義を復活させるたくらみ」を共に阻止するよう呼びかけた。
評論は、高市氏の発言を受け「日本の危険な戦略的動きに対する国際社会の懸念が高まっている」と非難。米中両国は第2次大戦勝利のために多大な犠牲を払った国だとし「軍国主義を復活させ、地域と世界の平和と安定を損なういかなるたくらみも断固阻止する共通の責任がある」と主張した。
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