大分市佐賀関の大規模火災で、市は27日、被害を受けたのは一部焼損も含め182棟だったとの集計結果を明らかにした。これまでは約170棟としていた。市は立ち入りが規制されている区域内を、初めて報道陣に公開した。現場には焦げたにおいが残り、がれきが積み上がっていた。
公開したのは、火元付近から約100メートル東側の道沿いで、約200メートルにわたって市職員が案内した。かろうじて外壁の残る建物も内部は散乱し、ぐにゃりと曲がった鉄骨や、垂れ下がった電線もあった。車は茶色く焼け、窓ガラスやタイヤはない。人々が生活していた街の風景は変わり果てていた。
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