次期学習指導要領に向けた改定作業が進む中、性教育の推進に取り組む教員や専門家らの団体が27日、小中学校で性交を取り扱わないと解される指導要領の「歯止め規定」の撤廃を求め、署名約4万2千筆を文部科学省に提出した。指導要領改定を巡っては現在、中教審で教科ごとの議論が続いているが、これまでに歯止め規定は議題となっていない。
提出後に会見した団体のメンバーで、正確な性知識の普及に取り組むNPO法人ピルコンの染矢明日香理事長は、地域や学校によって性教育への取り組みが異なっていると指摘。「誰もが必要な学びであり、権利として保障されるべきだ」と訴えた。
署名は9月から署名サイトなどで募った。
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