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 宇都宮市新里地区で、特産品「新里ねぎ」の収穫が始まった。

収穫が始まった新里ねぎ=27日午後1時30分、宇都宮市新里町
収穫が始まった新里ねぎ=27日午後1時30分、宇都宮市新里町

 新里ねぎは江戸時代から栽培されている伝統野菜。成長途中で斜めに植え替える「踏返(ふんがえ)し」を行い、ストレスを与えて甘さとやわらかさを出しているという。弓形の形状から“曲がりねぎ”とも呼ばれる。

 27日に約70キロを収穫した新里ねぎ生産組合の松本朋文(まつもとともひろ)副組合長(30)は「揚げると中がネットリする。天ぷらやかき揚げにするのが一番のおすすめ」と話した。

収穫が始まった新里ねぎ=27日午後2時5分、宇都宮市新里町
収穫が始まった新里ねぎ=27日午後2時5分、宇都宮市新里町

 12月1日に販売が解禁され、道の駅うつのみやろまんちっく村などで購入できる。今後、収穫体験なども行われる。

(文・写真 森田大地)