トヨタ自動車が27日発表した10月の世界生産台数は、前年同月比3・8%増の92万6987台だった。2023年11月以来、1年11カ月ぶりに単月として過去最高を更新した。前年実績を超えるのは5カ月連続。トランプ米政権の高関税政策の影響を受けながらも北米でハイブリッド車(HV)の好調な販売が続いたのが要因だ。
世界販売は2・1%増の92万2087台となり、10月として過去最高を更新した。前年を上回るのは10カ月連続。
世界生産のうち、海外は2・2%増の60万155台。地域別でみると、米国が26・4%増の13万7262台と大きく伸びた。HVの人気に加え、昨年の一部車種のリコールによる生産停止から回復したことも貢献した。ただ、中国は6・4%減の13万2834台と不振だった。
国内生産は6・8%増の32万6832台。昨年の認証不正問題からの回復が進んだ。
世界販売は、海外が3・3%増の78万4581台で10月として過去最高を記録した。国内は4・2%減の13万7506台。
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