被爆者団体「長崎県被爆者手帳友の会」の代表団は27日、米国に向け出発した。核大国で原爆開発の拠点都市やハワイ・真珠湾を回り、市民と対話する。被爆者で医師の朝長万左男会長(82)は羽田空港での取材に「筆頭の核兵器国の市民が現状をどう捉えているのか確認し、連帯を呼びかけたい」と話し、米市民から政府への働きかけに期待を寄せている。
代表団は10人ほどで被爆者2人や被爆2、3世を含む。2年ぶりとなる今回の訪米の背景には、さらに厳しさを増す安全保障環境がある。
太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃犠牲者を追悼する式典にも参列する。被害と加害の両面の歴史を学び、12月10日に帰国する予定だ。
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