大分市佐賀関の大規模火災で、市は27日、いまだ立ち入りが規制されている区域内の現場を、初めて報道陣に公開した。市職員が案内し、焼損状況を確認した。現場には焦げたにおいが残り、がれきが積み上がっていた。かろうじて外壁の残る建物も内部は散乱し、ぐにゃりと曲がった鉄骨や、垂れ下がった電線も。車は茶色く焼け、窓ガラスやタイヤはない。人々が生活していた街の風景は変わり果てていた。
市によると、約170棟、5万平方メートル近くが焼けて2人が死傷し、約130世帯が被災。住宅地は鎮圧状態となったが、鎮火には至っていない。
市が設置した避難所には、26日午後6時時点で82世帯115人が避難している。
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