【香港共同】めらめらと燃えさかる集合住宅を、人々がぼうぜんとした様子で見つめていた。26日、香港北部で発生した高層住宅群の火災。煙のにおいが立ちこめ、爆発音が響き渡る。30階に40年以上住む男性(73)は「妻と連絡が取れなくなった」と沈痛な面持ちで語った。
男性は家を失った大勢の住民と共に近くの中学校に避難。スマートフォンで「逃げてくれ」と伝えると「煙が強すぎて逃げられない」と妻は回答。それ以降、連絡が付かなくなった。徹夜で安否の情報を待つと話した。
2年前に入居した住民の40代夫婦は規制線の外で「全財産が家の中にある」と動揺をあらわにした。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする



