歩行者がいるのに乗用車を一時停止しなかったとして道交法違反(横断歩行者妨害)容疑で愛知県警に現行犯逮捕された司法書士の40代女性が、違反の事実はなく、身体拘束は不当だとして、県に計550万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決があり、名古屋高裁は26日、請求を棄却した一審名古屋地裁判決を変更し、一部違法な留置があったと認め、県に16万5千円の支払いを命じた。
判決によると、女性は2020年7月22日、同県一宮市の信号のない交差点で、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたのに一時停止しなかったとして取り締まりを受けた。女性は違反を否認し、現行犯逮捕、留置され、翌々日に釈放された。
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