今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが26日、東京都内で開かれ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグから阪神の佐藤輝明内野手、パ・リーグはソフトバンクのリバン・モイネロ投手がともに初選出を果たした。最優秀新人(新人王)に、セはヤクルトの荘司宏太投手、パはロッテの西川史礁外野手が選ばれた。
佐藤輝は40本塁打、102打点で2冠に輝き、チームを2年ぶりのリーグ制覇に導いた。モイネロは12勝(3敗)を挙げ、防御率1・46で2年連続の最優秀防御率を獲得し、チームの日本一に貢献した。
ドラフト3位新人の荘司は45試合に登板し2勝1敗28ホールド、防御率1・05をマークした。ドラフト1位ルーキーの西川は108試合で117安打を放ち、打率2割8分1厘だった。
選考はプロ野球担当記者らによる投票で行われ、有効投票総数はセが277票、パが229票。MVP投票では佐藤輝が244票、モイネロが177票の1位票を集めた。新人王は荘司が175票、西川が97票だった。
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