石川県白山市の「吉野工芸の里」敷地内にある通称「1億円のトイレ」が老朽化に伴い、来年9月に撤去されることが26日、市への取材で分かった。竹下登政権が自治体に1億円ずつ配った「ふるさと創生事業」の交付金を使い、合併前の旧吉野谷村が1990年に整備し、話題を集めた。
市によると、トイレは男性用、女性用、多目的用の3棟で、交付金の一部に村負担分を合わせて整備。冷暖房完備の上、一部の床に大理石を用いた他、オーストリアやフランスなど欧州製の便器を設置した豪華な造りだった。
ただ、近年は老朽化による冷暖房の故障や水漏れが発生し、使用できないトイレもあった。
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