気象庁は26日、南極上空のオゾンの量が極端に少なくなる現象「オゾンホール」が、9月9日に今年最大の2280万平方キロになったと発表した。南極大陸の約1・6倍で、最近10年間の平均値と同程度の広さ。最大面積は2000年ごろから減少しているとみられるが、1980年代と比べると、規模が大きい状態が続いている。
気象庁によると、オゾンホールは毎年、南半球の冬から春に当たる8~9月ごろに発生し11~12月ごろに消滅。今年は7月下旬に現れた。南極上空の気温が低くなり、オゾン層破壊を促進させる雲が多く発生し、オゾンホールの面積が大きく推移したと考えられる。
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