2015年に東京都江戸川区で殺害された都立高3年岩瀬加奈さん=当時(17)=の母裕見子さん(57)が25日、中央大のキャンパス(新宿区)で学生に向けて講演した。インターネット上で娘に落ち度があるかのような中傷を受けた経験や、普段通りに接してくれた友人が支えになったことを紹介。「相手の気持ちを想像する積み重ねが優しさだ」と呼びかけた。
事件当時、突然娘を失った悲しみに加え、家出を疑う警察の聴取や、容疑者との関係を巡る報道機関の誤報に直面したことも振り返った。「遺族は一生『元』遺族にはならない。被害者にも加害者にもならないよう、命を大切にしてほしい」と訴えた。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする

