女性のアパートに侵入し裸を盗撮したとして、住居侵入や性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われた香川大教育学部付属高松小の元教諭長谷川航平被告(29)に高松地裁は25日、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。被害者9人のうち3人は、被告が勤める小学校の教育実習生だった。

 池内継史裁判官は判決理由で教育実習生への犯行について、1人は手荷物から鍵を盗み、職場を抜け出し実習生宅に侵入した。他2人は名簿に書かれた住所を基に実習生宅の窓から裸を盗撮したなどと指摘。「ためらいの見られない大胆で卑劣な犯行」と非難した。