大分県日田市の商業施設で昨年6月、来店していた女性=当時(84)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職白土正博被告(57)は25日、大分地裁(辛島靖崇裁判長)の裁判員裁判初公判で「私はやっていません」と起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。判決は12月9日。
検察側冒頭陳述によると、姉からの送金が止まって生活に困窮し、自暴自棄になり人を殺害しようと決意。果物ナイフを手に商業施設に向かい、刺す相手を物色していたとしている。
弁護側は、被害者を刺しておらず、ナイフも持っていなかったと主張したが、検察側は、現場には被告と被害者しかいない状況で目撃者に確保されており、ナイフから指紋も検出されたと指摘した。
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