栃木県小山市は25日、中国の海南島で12月に開催される国際会議への参加を見送ると明らかにした。浅野正富市長や地元の中学生ら約20人が参加する予定だった。市担当者は、日中関係の悪化に伴い、安全確保への懸念が生じたのが理由だとしている。
市によると、参加を予定していたのは「第1回アジア湿地学校ネットワーク会議」。フィールドワークなどを通じて、湿地の恩恵を子どもたちに伝える「湿地教育」を積極的に進める中国、韓国、インドなどから教育担当者らが参加予定で、渡良瀬遊水地がある小山市も招かれていた。
担当者は「子どもたちは楽しみに準備していたので非常に残念だ」と話した。
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