北陸新幹線の見直し求め５万筆

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　京都市の松井孝治市長（手前）と面会する京都仏教会の宮城泰年常務理事（右から３人目）ら＝２５日午後、京都市役所

　金閣寺など宗派を超えた約１１００の寺院で構成する京都仏教会の宮城泰年常務理事らは２５日、松井孝治京都市長と面会し、北陸新幹線の敦賀（福井県）―新大阪延伸計画の見直しを求める署名約５万１千筆が集まったとの中間報告を伝えた。署名活動は今後も続けるとし「京都市民の声として受け止めていただくよう切にお願いする」と述べた。

　同会は今年２月から、署名集めを開始。工事が「豊かな地下水に育まれた食文化や世界遺産を含む数多くの国宝や重要文化財を擁する京都を台無しにする」として、現行の「小浜京都ルート」の白紙撤回を訴えている。