関口酒店(真岡市)は外池酒造店(益子町)の協力を得てオリジナル「サンラン」第2弾の「別誂 サンラン 旨辛純米酒」を発売した。
さまざまな日本酒品評会で好成績を挙げる外池酒造店の代表的な銘柄には、「燦爛」と特約店扱いの「望bo:」がある。これら銘柄は、県外でも購入できる場合がよくあったり、取扱店がオンライン販売するケースがあったりし、極端に言えば、誰でもどこからでも購入できる。
関口酒店では、益子陶器市など栃木県内に観光に来たお客が立ち寄り、せっかく栃木県に足を運んだのだから栃木県内でしか購入できない酒はないのかという要望がよくあったという。このため外池酒造店に独自の味わいの「サンラン」を造ってもらい、限定販売することにした。
第1弾は今年5月、「別誂 サンラン 山廃無濾過生原酒 純米酒」を発売し、好評を博した。関口酒店の関口茂本(せきぐち・しげもと)社長によると、第2弾の旨辛純米酒は「味わいがある酒だと料理と合わない場合があるが、料理を食べながら盃が進むすっきりした味わいで、冷酒でも燗酒でもおいしい酒」をコンセプトに、いくつかの燦爛をブレンド、火入れして仕上げてもらったという。
関口社長は「当初は観光土産品として企画したが、広く県内の方に飲んでいただきたいと思っている。第3弾を来年1月に出すなど、年3、4回出したい」と話している。
旨辛純米酒の価格は720ミリリットルが1756円、1・8リットルが3375円。関口酒店のほか、県内6酒販店で購入できる。

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