「ダウンタウン」の松本人志さん(62)が性的行為を強要したとの報道に関し、お笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡辺センスさん(41)が、写真週刊誌「フライデー」の記事で名誉を毀損されたとして、発行元の講談社側に1100万円の損害賠償や訂正記事を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、220万円の賠償を命じた。
判決などによると、昨年2月発売のフライデーは「松本さんとの飲み会には、渡辺センスさんから誘われました」という女性の話を紹介。渡辺さん側は、記事の内容は真実ではなく、芸能活動に致命的な影響が生じたと訴えた。
葛西功洋裁判長は、記者が客観的な証拠がないまま、女性の話だけを基に記事を書いたと指摘。渡辺さんから反論を受けた後も、事実確認や取材をしなかったとして、慰謝料の支払いを命じた。
松本さんは昨年1月、性的行為を強要したとの「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとして、文芸春秋などを提訴したが、同11月に訴えを取り下げて終結。今月から芸能活動を再開した。
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