ストライクを決めた仲間をハイタッチで祝福する村野(中央)=東大和グランドボウル、伊藤慧撮影

 東京デフリンピック第10日は24日、東京都の東大和グランドボウルほかで各競技が行われた。ボウリング女子団体は村野美幸(むらのみゆき)(宇都宮市出身、神奈川県聴覚障害者連盟)が出場した日本が8位に入賞した。

 ボウリングの団体は4人制で1フレームごとに投げる選手が交代する。日本は6ゲームの総得点で争う1次ラウンドを5位で突破。8チームによる総当たり戦(1ゲーム制)の2次ラウンドでは第2戦でドイツを186-158で破るも、その後は白星を挙げられず通算1勝6敗で敗退となった。

 村野は各ゲームで4番手として投げ、2次ラウンドでは序盤2戦の4フレーム中3フレームでストライクを記録するなど存在感を見せた。

4番手で登場、「つなぐ」役割に徹す ボウリング女子団体・村野

 ボウリング女子団体は目標のメダルに届かず8位。4番手を任された村野美幸(むらのみゆき)は「残念。悔しい」と何度も表情をゆがめた。