大相撲九州場所での初優勝から一夜明け、記者会見する安青錦=24日午前、福岡県久留米市の安治川部屋宿舎

 大相撲九州場所で初優勝を果たし、12勝3敗で大関昇進を確実にした東関脇安青錦(21)=本名ダニーロ・ヤブグシシン、ウクライナ出身、安治川部屋=が千秋楽から一夜明けた24日、福岡県久留米市の安治川部屋宿舎で記者会見に臨み「優勝したい気持ちはあったが、優勝できると思っていなかった。すごくうれしかった」と語った。

 初土俵から所要14場所で大関に昇進すれば、年6場所制となった1958年以降初土俵(付け出しを除く)で最速。26日の初場所(来年1月11日初日・両国国技館)番付編成会議と理事会を経て、昇進が正式に決まる。